※非常に生々しいですが、あくまでもひとりよがりのフィクションですゲホゴホ。


■人質日記




||| 7月○日(月) くもり |||


私の名は藤原斎信。職業、CADプログラマ。
私は今、身の回りの整理と荷造りに必死でネコの手も借りたいくらい忙しい。明日から突然、短期出張しなければならなくなった。
今朝出社したところ、いきなり上司に、
「斎信君。明日から10日間ほど○○建設さんのとこに行って。君が今、つくってるソフトのユーザーさん」
と告げられた。
「ええっ係長、まだ納入期限まで間があるじゃないですか」
「あさってから工場の方で社内LANの拡張敷設が始まるらしいから、君、立会いして。ついでに木材切る機械その他も入るっていってたから、開発途中だけど、αテスト(トラブルシューティングレベル2)もしてきてよ。今から庶務に申請すれば、夕方の4時には新幹線チケットおりるから。ただし、帰りのチケットは申請しないでね。いつ帰れるかわかんないからね」
・・・グチは言いたくないけれど、この顕光係長はいつもこうだ。今までの開発グループからこっちに移動してきて、毎度毎度のドタバタ。今言って明日。事前に言うのをすっかり忘れてたに違いない。しかもかんじんのユーザーさんっていうのは、この大和国からはるか離れた常陸の国。気が遠くなりそう。
開発メンバーは3人だけど、3人分の出張申請はおりるわけがない。まさか、私一人!?
「誰が行くんですか?私のほかに」
「公任君。もう話いってるから」
席にいる公任の方を見ると、ガックリうなだれて出張申請を書いてるヤツがいた。


俗に言う『人質』というやつだ。納入期限を過ぎてもなかなか仕上がらないシステムの担当者は、納入ユーザー先に拘束され、現地開発を強いられることがたびたび(それは最終手段)ある。まあ、開発環境で動くソフトが、納入先で動かないというのはよくある話で、これが確実に解消できるのが良いところなんだけど、なにせ四六時中お客さんの目が光ってると思うと、システムができるのが早いか神経がすり切れるのが早いかどっちを先にしようかなあという冗談が本気になるほどで、担当者にとっては最低最悪崖っぷちの最終手段なのだ。今回はそんなペナルティものではないから、ユーザーさんの冷たい目はナシなのが救いか。ふう。
そういや以前私がいた開発部門に、行成というヤツがいて、こいつも何年か前に一度『人質』になったことがあったっけ。彼が担当していたのは、墓石に名前を彫る制御システムで、職人さんが手彫りする墓石の故人名を、パソコンの自動制御で彫らせるカッティングソフト。私たちは「墓石(はかいし)CAD」と呼んでいた。彼もそのうちもれなく『人質』になった。いや、これは彼が開発を遅らせてたわけじゃなくて、テストに墓石が必要になったため、現地ユーザーさんのとこで三週間も滞在を余儀なくされたんだ。5000円以上/1uの薄い御影石を、テスト用に何枚もふんだんに削りまくっても許せるような予算はウチにはない。バグをできるだけなくしてユーザー先へと挑んだけど、現地ユーザーさんはメンテナンスを一切パソコンメーカーにお任せしていたため、コンパイラはおろか環境すら整ってなくて、行成は最初、もう本当に本当に顔面蒼白で現地で環境整備していた。それでも、行成のつくった墓石仕様のフォントは大変好評で、紙という二次元出力用の文字を、墓石に彫る三次元仕様の見映えのする書体データにつくり直して、そこまでこだわった行成としては達成感は相当あったようだ。
そんな『人質』に明日から私たちも。とにかく、お泊りグッズだけはそろえなければ。ということで、私は今必死でネットのブックマークにつけたサイトの小説その他をノートパソコンにダウンロードしている。時間が許す限り、関連サイトの小説も。ユーザー先や宿泊ホテルでネットができるとは思えない。とにかくお気に入りサイトの未読小説。もうできるだけたくさん。ハードディスクにガンガン保存する。これが私の一番重要なお泊りグッズ。好きなコンテンツはマイパソになんか保存せず、そのサイトに訪問して閲覧するのがスジだというのが私の考えだけど、今回ばかりはそんなこと言ってられない。10日間もネットサーフィンできないなんて。気分はもう遠距離恋愛だ。お気に入りサイトよ、しばしさようなら。ううっ。




||| 7月○日(火) くもり一時雨 |||


現地到着。ユーザーさんに挨拶。
今日はくもりだったため、東海道新幹線の一番好きなポイント、浜名湖にきらめく日の光を見ることができなかった。とても残念だ。東北方面へは在来線へ乗り換える。見事なほど、のっぺりとした海岸線。まさに地図どおり。松林は美しいが、単調な海岸線の向こうにコンビナート群が見える。なんてさみしい景色。平安時代の藤原斎信ならばここで一発、悄然とした情緒あふれる和歌でも詠みきれるんだろうが、あいにく私は千年後の斎信、そんな才能は全く持ちあわせてはいないのが残念でならない。
書類を見ていた公任が、ふと顔をあげた。
「そういえば、駅名に『勿来(なこそ)』というのを見たぞ」
「え。本当かい?・・・そうだそういえばあの関って、常陸の国だったよな。たしか」
「この特急が停車するかどうかはわからんが、たしか俺たちの降りる駅のすこし前だったと思う」
「風景でもこの目で見れれば、いいみやげ話になるけど」
・・・結局そのまま二人とも降りる駅直前までうたた寝してしまい、『勿来の関』を確認する事はできなかった。ごめんよ、少納言。




||| 7月○日(水) くもり時々雨 |||


一泊6千円弱のホテルに朝食チケットがついてるのはとてもありがたい。ホテルの一階にある食堂の和定食を公任と一緒に食べて、ユーザー先へ出かける。烏帽子の代わりに安全ヘルメット。束帯の代わりにスーツ。スーツは男の戦闘服だと誰が言ってたっけ。
建設会社の工場内は、工事の最中だった。工場内(工ばっかりですみません)の一角に小さな制御ルームがある。
「パソコンは、明日の昼過ぎに入るんですけど・・・」担当者がつぶやく。私と公任は顔を見合わせた。顕光係長は、今日から敷設が始まるって言ってたよな?切削機も今日搬入されるって言ってたよな!?切削機と制御パソコンはペアのはずだよな!?しかし焦った態度をユーザーに見せてはダメだ。公任はにこやかに、
「では、私たちが立ち合わせていただきますので、切削機のセットアップもこれからさせていただきます」
ととても丁寧に担当者に話す。もちろん私も愛想のいい笑顔で同意する。担当者さんが、ホッとした顔で制御ルームから出て行った途端、公任はとうとう逆上した。
「顕光係長はなにをカン違いしてるんだ!本来なら、LAN敷設の立会いなんか、俺たちの出る幕じゃないだろうが!マシン一式が同時に入るっていうから来たのに!これだったら、あさってぐらいに現地入りしたって何にも問題なかったんだ!ムキーッ!!!!!」
「ユーザーさんのダンボール箱にやつあたりするなよ公任・・・でも明らかに顕光係長のカン違いだよな。LAN敷設と微調整で、最低でも1日半はかかるからなあ。むしろパソコン搬入日の翌日に現地入りするのが自然だよ。あのとき係長に再確認してもらえばよかった」


公任君、おまえとふたり、今日と明日、何して過ごそうか。おっとそれより、今日明日の業務報告、どうしよう。




||| 7月○日(木) 雨 |||


ユーザーさんの好意で、夜飲みに連れて行ってもらう。一般大衆料金の居酒屋だ。
夕方近くになって、ようやく制御用パソコン一式が搬入された。ユーザーさんたちと一緒に梱包材をほどいて部屋の中に設置する。メーカーの担当者さんが来ると思ってたのに来ない。深く追求はしないが、どうやら町の大規模電器量販店で購入したらしい。ていうことは、私たち二人がセットアップ全部するのか?マジで?昨日来てくれた切削機メーカーの担当者さん呼んでもらわなきゃ。すると、
「これでハード面が全部そろってようやく落ち着いたということで、今日はみんなで飲みにいきましょう」
とのユーザーさんの声。お断りするのは申し訳なく、やはりにこやかに「気を使っていただきまして、ありがとうございます」と公任が答える。本当はメチャクチャヒマだった昨日してほしかった。
担当者に、
「みなさん昼休みとかにインターネット楽しんだりしているのですか」
と一縷の望みを持って聞くと、
「いいえ、『業務サイトに登録されていません』とエラーが入りますんでねえ。通信記録も厳しくチェックされてますし。あ、御社の作業に必要でしたらサイトを登録しますけど」
との返事。睨むな公任。失礼しました。
こっちにきてからずっと雨がちの天候のせいか、とにかく肌寒い。居酒屋を出た途端、酒で少々ほてっていた体が一気に冷える。東北は初めてだけど、7月がこんなに寒いのか。
明日から忙しくなる。陰気な空模様のせいか、始める前から落ち込みそうだよ、と公任に言うと、
「おまえが陰気だと調子が狂う。俺に伝染させないでくれ」
とつっぱねられた。




||| 7月○日(金) 雨のちくもり |||


鬼のように忙しい一日だった。
ハード面があらかたそろったので、開発環境をそっくりそのままインストールしてテストする。わたしは出力機器ソフトを担当しているので、データすべてが正しく切削機に受け渡されるかチェックしなければならない。とりあえずつくってきたデータを切削機側に落としてみた…が、まるで反応なし。
「フッ。予想どおりとは泣かせるぜ、斎信」
うしろでわたしの作業をのぞいていた公任が余裕げに笑う。
「うるさいな」
くそっ。たしかに予想どおりだ。わたしは、おもむろにデバッグモードに切り替え、切削機側もメンテナンスモードにしてチェックすることにした。そんなこんなで悪戦苦闘していると、なにやら画面を見ながらブツブツいっていた公任が、制御ルームを飛び出していった。どうしたんだろう。ホカ弁つづきでとうとう腹でもこわしたか。20分ほどして公任はむずかしい顔してかえってきた。ハラ痛が治らないのかい。
「OSのバージョンが仕様書と違う。実行ファイルが一部動かない」
なんだって。実行ファイルの起動のようすがどうもおかしいことに公任が気づいて、担当者に尋ねてみたら、特に深くも考えずにOSバージョンを下げたものを購入したという。なんということをしてくれたんだ。しかしここで、
「聞いてません。仕様書とちがう構成なので動きません」
とつっぱねられないところがつらい。
そんなこんなで、余裕でバグチェックするつもりだったらしい公任も、血の気を引かしてソフトを一部作り直すはめになってしまった。


現地調整には、こんなおそろしいワナもしかけられているとは。たまらないな。




||| 7月○日(土) 雨時々くもり |||


…本来なら今日はウチの会社は休みなんだけど、こっちのユーザーさんが土曜出勤の日なので、引き続き動作テストさせてもらう。
「…なあ斎信。自分のマシンではカンペキにうまく動くのに、なんでユーザーさんのマシンだとうまくいかないんだろうな」
めずらしいことに、公任が弱音を吐きだした。しかもプログラマなら答えのわかりきってる質問をしてくるあたり、こいつもだいぶ煮詰まってきているみたいだ。こんなときの公任は、答えを求めているわけじゃなくて、なぐさめてほしがっている。
「仕様書を決めてしまってから、担当者レベルで『やっぱあの機能もつけてよ』ってゴリ押ししないユーザーさんなだけマシじゃないか」
「……」
公任が、猫背になっていくように見えた。
なぐさめに、なってなかったかな。


「よし。機種変更やバージョン変更にもっと対応できるプログラミングにしよう」
頭の後ろで両手を組んだ公任がきっぱりと言った。
「出力側もかい?う〜ん。機種依存の部分はともかく、OSのバージョンとなるとなあ…」
「キズの浅い今のうちにするんだ。新規ユーザー対応での今後の労力を減らそう」
公任はえらい。OSの違いに対応できるソフトを組み込もうと、前向きに作り変え始めた。どうやったって最低あと3、4日はここにいるんだし。こういう頭の切り替えはたいしたものだな。ショックを、ジャンプする時のより深いヒザ曲げにすぐ変えられる。立ち直りが早いよ。
私のほうはといえば、切削機にデータは渡るようになりはしたが、レスポンスがかなり遅い。ユーザーの待てる処理速度じゃないなあ、これは。くそっもう一回見直しか。無駄な処理してる部分やいらない回り道ルーチンをさがしまくる。ふう。
もういいかげんホカ弁はあきてきたよ。一番のましな食事がホテルの朝食チケットで食べる朝ごはんだなんて、なんか体のどこかが確実に悪くなってるんじゃないかな。肝機能とか、中性脂肪値とか。




||| 7月○日(日) くもり |||


久々の休みだ。ユーザー先なので残業を強いられることはないが、なにせ気疲れがはなはだしい。めったに来れない東北なのに、どっか見て回ろうなんて気も起こりゃしない。ストレスは、体を動かして発散するのをモットーとしてきたが、こんな精神的ストレスもあったのかと正直驚きだ。一日中ホテルで寝ていたいが、それはさすがにみじめな気がして外に出た。今日ぐらいは一人でいたい。朝、公任と朝食をとったあと、「今日は別行動とろうな」とお互い言って部屋に戻った。
観光なんて、明日からのことを考えるととてもじゃないがする気はしない。自分はもっと活動的なはずではなかったかと自己嫌悪に近いものを覚えたが、精神的に参ってるときはこんなものだろうと、強いて客観的に己を眺める事にする。
この街の、市立図書館へ行ってみた。とにかくなにかで気を休めよう。


・・・こういうときに限って、おもしろい本を見つけるんだよなあ・・・。
ホテルに持って帰ってゆっくり読んでみたい。でも借りられるわけがないし、この本はウチの近所にある図書館になかったと思う。う〜んしかもこれは「絶版本だ」とカンが告げている。ここの図書館のコピー代は1枚30円!?た、高いなー。いや、図書館内のコピー機なんて気にした事はなかったけど、ウチの近所の図書館はどうなんだろう。約160ページ、80枚・・・とてもじゃないがムリだ。まさか、一時持ち出せるわけないし。抜粋に抜粋を重ねて50枚・・・さらによりすぐって40枚・・・
痛い、痛すぎる出費だ。




||| 7月○日(月) くもり |||


「斎信、おまえ昨日どこ行ってたの」
「図書館。おまえは」
「ボーリング」
「一人でか、いやあ元気だなあ」
「いいじゃないかボーリングくらい。なんか体でも動かして発散しないと、もう倒れそうだよ俺」
「ボーリングできるやつが倒れるもんか」


αテストのメドがたったので、実際に木材を使って出力テストを始めることになった。
「これから切削テストしたいのですが、お願いしてました廃材を用意していただきたいのですが」
「おっどれどれ。じゃあ見てみましょうか」
ぎくっ。
どやどやと担当者さんの他3、4人が制御ルームにやってきた。
うわあ、やはり予想どおりの見学者とはホント泣かせるぜ。現地テストが、恐怖の現地説明の時間に変わってしまった。公任が、内心ドッキドキにもかかわらず、おだやかに説明しながら画面の操作をする。そそそそんなに覗かないでください皆さんお願いだからまだ完全版じゃないんです何とぞバグなんて出ませんようにナンマンダブナンマンダブ。


今夜は現地ユーザーさんたちとラーメンを食べに行った。さすがに一週間も滞在していると親しくもなる。まるで知らなかった人たちの、自分との共通点をさがして和気あいあいと盛り上がるのが、ものすごいストレス発散になる。純粋に楽しい。プログラマより営業に向いてるかもしれない、と思う瞬間だ。
しかし外食はほんとに飽きた。甘辛い卵焼きももう食べたくない。私はどっちかというと自炊派なんだ、簡単だけど。自分で作った塩とコショウだけの卵焼きが食べたいよ。それと、ざく切りの漬物だけでいいからさ。作ってから時間の経ったおかずより、作りたてのキャベツの油炒めだけの方がどれだけ美味しいか。できればフライパンから直接食べたい。熱々のやつを、味見とかいいながら全部食ってしまいたい。




||| 7月○日(火) くもり |||


昨日でなんとかヤマ場を越えて、今日は複雑な切削パターンを実際に廃材を削って出しまくる。その数およそ80形状面。ヒィ。でもいいんだ。どうか神さま仏さま、滞りなく終了しますように。異常があったらあった時のことだ。比較的単純作業なので余裕もでき、担当者さんへのちょっとしたサービスということで、床に散らばっているケーブル類を束ねる金属筒を、はんだ付けでつくることにした。


良かれと思ってしたことなんだ。


途中、うたた寝するまでは。


どうやら私は疲れがたまっていたせいか、はんだゴテを握りしめたまま寝てしまっていたらしい。気がつかなかった、公任に取り扱い説明書で頭を思いっきりしばかれるまでは。
バッシーーーン!!!
「・・・痛い」
「痛いじゃないわ!馬鹿野郎!おまえは制御ルームを火事で燃やすつもりか!!」
ものすんごい形相の公任が、取説片手に私を見下ろしていた。
「(げっ髪の毛が焼けてる)・・・ごめん」
「ユーザー先で、問題を起こすな!それでなくてもここは木材工場なんだぞ!」
「ごめん・・・焦げ臭くなった」
トイレで顔を洗ってくる。ついでに紙コップのコーヒーも買う、2つ。
部屋に戻ると公任が換気扇を『強』にして回していた。
「ああ目が醒めた。危ないところだったよ、起こしてくれてありがとう。しかしあれだな公任、指や顔が焼けなくてよかったな、ぐらい言ってくれよ」
紙コップを渡しながら言うと、
「アホウ。コゲくさいにおいがするからおまえの方を見た瞬間、息が止まったぞ。くれっぐれも気をつけろ。「疲れがたまって」なんて言い訳が通用するもんか」
「公任・・・ここの『創作小説の間』で、おまえに何回「あほう」呼ばわりされてるんだろうなあ私って」
「まあ、扱いの違いだろうな。おまえは最初っから2枚目半キャラ設定だそうだ。このサイトにいる限り、真の男前には縁がないだろうな」


そ、そうなのかい!?




||| 7月○日(水) くもり時々晴れ |||


晴れた晴れた久しぶりに。まるで私たちの心を反映しているかのようだ。午前中で全ての現地テスト作業が終了した。立つ鳥あとを濁さず、開発環境一式全てパソコン内から引き払い、お世話になりましたと担当者さんたちに挨拶する。次に来るときは正式な納入日だ。絶対にパーフェクトのないこの仕事、結果オーライとはとても言えないが、とりあえずユーザーさんに満足してもらって予定どおり解放してもらえた。
早く帰ろう。東北地方の夏が、こんなに肌寒いところだなんて知らなかった。「涼しいを通り越して寒かったな」と公任に言うと、「財布の中も寒くなるかも知れないぞ」と脅しのように返される。
「土曜はともかく、日曜の出張費は出ないだろうなあ、仕事してないわけだから」
「・・・・・・」


もう、これからは絶対に休みをはさんだ出張はしないぞっ!!!!!




(おわり)


2003/7/16


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